出羽三山の「羽黒山」「月山」「湯殿山」は深い信仰の対象で、推古天皇の時代に開山され次第に羽黒派の修験道が発達し、ほら貝で有名な羽黒の山伏達が三山を修業の場として全国に広め、古くから山岳信仰の聖地として栄えてきました。 現在でも多くの発拝者を迎え、夏から秋にかけては白装束の人々が山頂を目指して行きます。信者の多くは羽黒山に始まり、月山に登って、湯殿山に下り、三山の神社をお参りします。



 元禄2(1689)年6月3日〜9日、松尾芭蕉が「奥の細道」行脚の途次に出羽三山に逗留しました。羽黒権現に詣で、月山に登った芭蕉は、山頂で一泊した後、湯殿山に下り、坊に帰って阿闍梨の求めによって、三山巡礼の句々を、短冊に書いています。

  涼しさやほの三日月の羽黒山

  雲の峰いくつ崩れて月の山

  語られぬ湯殿にぬらす袂かな

 そして、羽黒を後にした芭蕉でした。 「奥の細道」、そして芭蕉が書き残したこれらの名句の数々は、多くの文人墨客を惹きつけ、今もなお、たくさんの人々が、芭蕉の足跡を訪ねて出羽三山に来山しています。



男山酒造  出羽三山(1800ml、720ml)
 

由来
 出羽三山は古来東北の総鎮護、国家鎮護の霊山として、また「五穀豊穣・大漁満足」「祖霊安鎮」の山として有名であります。三山とは月山、羽黒山、湯殿山の総称で、出羽国の中央を占め、主峰月山は一名臥牛山とも呼ばれる。 その山々には月山神社、出羽神社、湯殿山神社の三社が鎮座しております。


 元来この三神社は三つの独立した神社でありましたが、月山や湯殿山は人家を離れ、かつ冬期は積雪も深く冬の奉仕は困難でありましたから、羽黒山上の出羽神社に合際され 三所権現 と称し、羽黒山は月山・湯殿山両神社の里宮として形成されていきました。


 山形の象徴とも言える出羽三山。山伏修業の道場の地であり、雄大で力強く、そして人々から親しみ信仰され続けている山形の霊場出羽三山。

特長
”出羽三山”は品質はもちろん、その名の通り名酒中の名酒です。米独特の風味、香り、コクが強く辛口でお酒好きにはたまらないお酒です。出羽の山々を彷彿させるような力強くしっかりした味わいが楽しめます。 冷、又は常温で…

※ラベルは   山形特産のべに花手すき和紙を使用しています。

・原料米 美山錦 ・日本酒度 +2.0
・アルコール度 15.8 ・酸度 1.0







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